伝承物: 菖蒲袋(an iris pouch)

5月の清々しい気候にぴったりな菖蒲。
こどもの日に飾る花としても親しまれています。
花ショウブは、江戸時代に様々な品種が開発され、長く愛されてきた植物の一つです。

「菖蒲」を「あやめ」とも読めますし、花ショウブもアヤメ類なので、それ自体をアヤメと呼ぶこともあるそうです。

ただし、「菖蒲湯」に使う菖蒲と、花ショウブは別物とのこと。

少々ややこしい「菖蒲」ですが、それだけ長く親しまれてきたということですね。

さて、こちらの菖蒲袋ですが、花びらの中に針金が入っていて、それで形がつけられるようになっています。そのおかげで、菖蒲らしい端正な姿になりました。

すずめのおそで ‐ Suzume no Osode -

手作りお香のワークショップのお知らせや、趣味で少しずつ作っているお細工物等をちょこちょこ載せております。 どうぞごゆっくりご覧ください。 I am making Japanese traditional handicrafts, "Osaikumono (bags, pouches, Japanese style patchworks, etc)."