春分の日用のお線香づくり

暦の上では春なのだから…と、自分自身に言い聞かせていた、立春の頃が嘘のよう。
この頃は、自信を持って「春が来た」と言うことができます。
そんな春満開で迎える春分の日。
春分は、「お彼岸」であり、「イースター」の起点ともなり、イランのように、この日がお正月という国もあるそうです。
昼と夜が近づく日は、世界中で特別な日となっているようです。
そんな春分にお部屋にたくための、天然のお線香を手作り。

春になると、甘いものよりも苦いものに目がいくように、こちらもかなり辛めの渋い香り。
心踊る日だからこそ、少し落ち着いた、荘厳な香りにしたいと思いました。
それでも春らしく、後から沈香、甘松(スパイクナード)、丁子の甘さが、きらっと残ります。
これから、桜が咲いて、新緑の季節がやってきます。
その前に少しだけ、静かな時間を過ごしてみたいと思います。

すずめのおそで ‐ Suzume no Osode -

手作りお香のワークショップのお知らせや、趣味で少しずつ作っているお細工物等をちょこちょこ載せております。 どうぞごゆっくりご覧ください。 I am making Japanese traditional handicrafts, "Osaikumono (bags, pouches, Japanese style patchworks, etc)."