9月9日は、「重陽の節句」。
陰陽の世界では、奇数は陽の数であり、その最大の数の9が重なる日を、「重陽」と呼び、陽の気が最も強まる日とされていました。
陽の気が最も強まるということは喜ばしいことであるけれど、これからは陰に転じてしまう、とても危ない日でもあります。
そこで、人々は、邪除けとして、中国の故事に由来する、茱萸嚢や、菊の花などを飾り、厄を払っていました。
私も邪除けの茱萸嚢を。去年は故事に倣ったシンプルなものでしたが、今年は少し華やかに。
重陽は菊の節句とも呼ばれています。
が、新暦だとどうも感じが出ません…。
旧暦だと10月頃になるので、
まずはこちらを飾り、
旧暦の頃に茱萸嚢に欠かせない、「呉茱萸」を中に入れて、厄除けを願いたいと思います。
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