市松人形(お着物編)

*こちらもお人形の画像が出てきます。苦手な方はご注意ください。


プロに直してもらえば、もっと違ったものになったとは思いますが、

やっぱり自分で手をかけると、愛着もひとしおです(^^)

着物も素敵なものがいいなあと、柄合わせにとても時間をかけました。

それで選んだものがこちらの古布。

松竹梅のおめでたい柄。

でもこういう柄は、着物のどの部分にどの柄を合わせようか、とても悩みます。

布を裁つまでに、とても時間がかかりました。

そして、何とか縫い合わせたのがこちら。


一つ身の着物です。柄がつながるように頑張りました。

そこから、裏地をつけ、帯揚げ・肩揚げをし、紐をつけ・・・


そして、着せてみたのがこちらです。

顔立ちがちょっと大人っぽいのですが、かわいらしい子になりました。

もう一人の子には、小紋に、折り鶴柄の被布を仕立ててみました。

袖からちらりとのぞく手もかわいらしくできました。

なかなか大変な作業で、うまくいったかどうかはわかりませんが、

自分の中では大満足。


完成から数年が経ちましたが、今でも戸棚に飾ってあるお人形を眺めるたびに

微笑んでしまいます。

これが手作りの良さなんだよなあと、しみじみ感じた出来事でした。


すずめのおそで ‐ Suzume no Osode -

手作りお香のワークショップのお知らせや、趣味で少しずつ作っているお細工物等をちょこちょこ載せております。 どうぞごゆっくりご覧ください。 I am making Japanese traditional handicrafts, "Osaikumono (bags, pouches, Japanese style patchworks, etc)."